僕は運命を証明しようと思う

これは俺の婚活だ 4年目

婚活案件②社内にいる高嶺の花

 

ここ2ヶ月の出来事です

 

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意を決して送ったLINEには前向きな返信があった

 

 

だいこん「今度デートしよう」

高嶺「いいよー!しよう!」

 

 

 

いくつか候補日を提案する

候補日の中から一番早い日程でアポが決まった

 

 

自然と高まる期待と不安

 

 

普段のストと違って今回は社内の案件

 

悪い意味でタフなアポになることを覚悟する

 

 

 

 

そして当日、横並びの店に入りキックオフ

 

仕事のことや同僚のことを中心に他愛のない会話をする

少ししてお互いの恋愛面の近況を共有

 

相手に特定の人はいないことを再確認する

 

 

高嶺「だいこん君に彼女いないことが不思議」

だいこん「そうすると外見が悪いか中身が悪いか、はたまた両方悪いか・・だね笑」

 

 

この話し方からすると男として見られている訳ではなさそうだ

 

 

高嶺「だいこん君がよければね、私の親友を紹介するよ。すごくいい子なんだけど」

 

決定打が入る。男として見られていない痛恨の一撃

初めから今日はデートじゃなくて、適齢期の同僚に友達を紹介するのが目的だったのではないかと考えてしまう

 

 

 

ハァ〜、心底落胆する。

 

仕方ない、勝ち目がないけど試合をはじめよう

 

 

 

 

 

 

だいこん「嬉しいけど紹介はしなくていいよ」

高嶺「そっか。あまり好みじゃなかったかな。」

 

だいこん「いや。紹介受けるくらいなら高嶺をデートに誘ってない」

 

 

核心に触れる

 

 

高嶺「え?」

だいこん「女として見てるから今日はデートに誘った。もちろんそっちにその気がないのも知っている」

 

 

高嶺「正直驚いた。しかもこのタイミングで言われたことはなかった」

だいこん「(気持ちを)伝えたい人がいて、伝えられる距離にいるなら遠慮なく伝える。恥ずかしい部分もあるけど、言わなかったことを後悔したくないから」

 

文字にすると恥ずかしくて死にそうなんだけど虚勢を張る

そして場の空気が壊れないようにトーンや抑揚にも気をつける

 

 

相手と正面から目が合う、少し沈黙が続く

 

「親友に紹介できるくらいの男なら、お前自身はどうなんだ?」と問うように相手を見る

 

 

これ以上はこの場での決断を強いることになってしまうので、少し緩める

 

だいこん「まぁ、今のは告白じゃないから。笑」

 

 

とりあえず今日のこっちの意図は意識付けできたと思う

 

 

 

 

その後、普段どおりの会話をして。

最初の店を出て、まだ少し時間あるね。なんて話をして2軒目に入る。

社内相手じゃ強くギラつけない。ほんと難しい。

 

楽しく話して2軒目も退店

 

 

高嶺「笑いすぎて顔の筋肉が痛い〜笑」

 

 

こちらへのお世辞かと思ったけど、お世辞でそういうことを言わないところが好きなので、褒め言葉として受け取っておいた。

 

 

 

改札の前で

 

 

だいこん「今日はありがとう。楽しかった。」

高嶺「こちらこそありがとう。なんか新鮮で楽しかった。」

 

 

最後のひとふんばりを決行する

 

 

だいこん「今日をふまえて男として見てくれるなら、次は高嶺から誘ってほしい」

 

 

高嶺がコクンと頷く

 

だいこん「もし、残念な結果になったとしても、これまで通り仕事で協力していこう」

 

極力冷静に淡々と伝える。

 

頷く高嶺を見て、解散する。

 

改札に入っていく彼女を見届けて、街を一人で歩く

頭を冷やさないと気持ち悪いLINEを送ってしまいそうだった

 

 

コンビニでビールを買う。無駄に棚の奥から冷えたやつを取る

 

 

社内の人間で、これまでアポった女性の中で一番見た目も性格も良くて、戦略を立てられないくらい一緒にいると楽しくて。他の男からも口説かれている彼女を想像するとモヤモヤして。

 

でも、ストと同じ様には攻められなくて。

ストで培った経験が少なからずあると思っていた。

 

それでも、一番欲しいものには手が届かないのだと思ってしまった。

 

 

やめていたはずの煙草を久しぶりに吸う

 

 

つくづく自分は弱い人間だった

 

 

 

 

この日から2週間が経った。

高嶺からの連絡はまだない。

 

 

自分もこれまでのように少しずつ街に出ている

 

 

ストを終えるタイミングっていつなんだろうな。

 

そんなことを何回も考えた2ヶ月だった。